「会社が認証を取得している」ことと「この製品が認証を取得している」ことはなぜ異なるのか
多くの買い手は、サプライヤーのウェブサイトに複数の認証が掲載されているのを見て、その会社の全製品が認証を取得していると即断する。実際には、認証証明書には適用型番、仕様、試験基準が明記されており、同じ会社でも型番によって一部の認証のみを取得している場合がある。金泰を例にとると、TSA 南京錠、ダイヤル錠、キー錠は機械式錠前であり、IoT スマートロックは無線通信とセキュリティに関わるため、両者の認証経路は完全に異なり、相互にカバーすることはできない。
買い手が見積依頼時にサプライヤーへ要求すべき対応資料
型番対照表
出荷する各型番に対応する認証項目、適用市場、証明書の有効期限を列挙し、証明書と実際の製品の不一致を防ぐ。
試験報告書の写し
会社のウェブサイト上の認証マークの画像だけでなく、第三者試験機関が発行した報告書の提出を要求する。
OEM カスタム型番の認証帰属
カスタム製品が既存の証明書をそのまま使用できるか、再試験が必要かは、DFM 段階で明確にしておく必要がある。
証明書の有効期限と更新状況
認証には通常有効期限があり、買い手は出荷時に証明書が有効期限内であることを確認し、更新の責任の所在を把握すべきである。
OEM/ODM プロセスにおいて認証はどの段階で行うべきか
金泰の OEM/ODM プロセスは、DFM 設計評価 → 金型開発 → 試作検証 → 試験認証 → 量産である。認証は通常、試作検証後、量産前に行われるが、構造変更や機能追加がある場合は再試験が必要になる可能性がある。買い手が特定市場向けの認証要件(例:EU の CE、米国の FCC、TSA 承認)を持つ場合は、DFM 段階で提示し、後からの追加による納期遅延を避けるべきである。
型番対応認証リストの入手
ご購入予定の型番と対象市場をご提供いただければ、対応する認証項目と適用範囲をご返答いたします。
